| コイミの人生劇場 |
※ 本ページは 旧たまこ庵奥座敷掲示板に ご投稿いただきましたコイミちゃんの文章(長文)があまりに面白かったので、今までコイミちゃんがご投稿下さった数々の写真を総動員して、たまこがこのページを作成いたしました。 (*^^*ゞ |

2月は我が家にとって魔の月でした。
1月ならば、ツキが無い で
ムツキ(睦月)とでもシャレになったでしょうが。
ボイラーが壊れた(20万強)のを筆頭に
パソコン、車のバッテリー、台所のTV、各部屋の蛍光灯
そりゃもう、金は日々失せるばかり。
そして増えるのはゴミとグチだけ。(涙)
そんなビンボーな我が家でありますが、、、

夫婦二人きりのささやかな楽しみは
外食(昼)で【お好み焼き】を食べる事。
『安くて栄養が有って、美味いっ!』
と主人がたいそう気に入ってる馴染みの店へ
きょうもラヴラヴ行きましたとも。
10人程のカウンターと4人掛けのテーブル1つ。


私達が店へ入ると先客3名様有り。
60代半ばと思しきご夫婦と
その妻の友人らしき同年代の地味な女性。
妻は茶色に染めた頭髪の両サイドへ紫のメッシュを施し
歳の割には厚化粧。
この派手妻がのたもうた。


「それそれ。
じゃが近頃は素人の方がドハデな衣装着て、主役はかなわんで!ほんま。
自分がスター気取りぢゃけん。アハハ!」

オバサン二人は趣味がカラオケらしく、
その後も他人の噂話しで盛り上がってました。

3人の鉄板で焼かれたお好み焼きも
残り少なくなってきた頃、
突然、派手妻が立ち上がり、店主に呼びかけました。
「ちょいと、ヘギ、頂戴!」

『まさか、その2,3切れのお好みを持ち帰り!?』と、
思った事、間違いなし。
実はワタクシも。だってヘギですもん。
「バアちゃんにおでん持って帰ったげよ。」
何故か誇らしげな派手妻の口調。
「ああ、だったらパックの方がいいでしょう。」
安心した表情でパックを差し出す店主。
「どーせ、バアちゃんはようけ食べへんからなぁ。
なぁ、あんた、二品くらいでエエよなぁ?」



・・・ええ、コイミ、横からしっかり見ましたとも!
六品ばかり詰めていましたわ。
『オイオイ,,,誰の分だよ!?』(^▽^;)
さて、いよいよご三人にお帰りの気配プンプンと漂い〜〜〜〜、
さあ、派手妻が大きな声でのたまいました。
「お勘定して! ここ、み〜んな一緒で。」
「ええーっ、それはイケン、イケン!
私は自分で払うから!」うろたえる地味トモ。
「何言うとん! ええから、ええから。ウチが払うわ!」
と、強い口調とは裏腹に、
派手妻の財布持つ指が微動だにしないのを、
コイミは見逃さなかったのでございます。
「イケン!イケン! これでっ!」
サッと五千円札を取り出し、店主に突きつける地味トモさん。

「あらぁ〜、悪いわねぇ、バアちゃんのおでんも買ったのに。」
あっさりと、あまりにもあっさりと引き下がる派手妻!

( ̄□ ̄;)!!ちょっと、地味トモさんってば!
あなた、ご自分の払いだけのつもりぢゃなかったの!?
イケン、イケンってか、意見をちゃんと言いんしゃいっ!
と、叫びたかったコイミ。
そこへ派手妻のトドメの一言がっ!
「ほんまにええん? ウチらが誘たのに。」



はたして、夫婦のた〇り作戦だったのかどうか、 派手妻がお勘定と叫びながら財布の口を開けようとしなかった姿が、 |
《金持ちほどケチである》 |